年末になり、年賀状のCMが流れ始めましたね。
毎年、「年賀状の準備〜!」と慌てていた我が家ですが
年賀状のやりとりを手放しました。
年賀状じまいとは?
年賀状じまいとは、年賀状を控える事を伝える最後の年賀状のことです。
終活のために、年賀状のやりとりを手放そうと考える人が増えて
そのため年賀状じまいをする人が急増したそうです。
終活世代ではない40~50代にも年賀状じまいの習慣が広がりつつあり
20代もスマホの普及により、SNSでの年賀の挨拶などに切り替える人が増加しています。
やりとりを手放したきっかけ
2020年から年賀状のやりとりを手放したきっかけは
70歳になるヨガの生徒さんからに届いた年賀状です。
年賀状には
「誠に勝手ではございますが、来年以降みなさまへの年賀状を控えさせていただきます。」
と書かれていました。
寂しいような気もしましたが、我が家も年賀状について改めて考えるきっかけになりました。
楽しく作っていたはずの年賀状が
ギリギリにならないと動かない性格のため
いつしか〆切(元旦に届くよう)に追われて作るようになり楽しくなくなっていました。
年賀状のためにすること
年賀状のためにしなければいけないことは実は結構あるんですよね。
▶︎送る人を選ぶ
▶︎写真、デザインを選ぶ
▶︎印刷する
▶︎送る
▶︎届いた年賀状を見る
▶︎返事を出す
▶︎整理する
▶︎保管する
シンプルに暮らしはじめてから、いろんなものを手放してきましたが
年賀状を手放したことで、思考と行動がよりシンプルになりました。
手放し方
年賀状じまいのお知らせは、年賀状で送る方法もありますが
我が家は、寒中見舞いを送る方法を選びました。
年賀状をありがとうございました。
新年のご挨拶が遅くなり申し訳ありません。
今年からみなさまへの年賀状を控えさせて頂いておりまして
本状にて年始のご挨拶とさせていただきます。
今後も変わらぬお付き合いをいただければ幸いです。
みなさまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
あけましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。今年もどうぞよろしくおねがいいたします。
さて、SNS全盛の昨今、私も時流に乗って交流の場をSNSに移すことにいたしました。
そこで皆さまと今まで交わして参りました年賀状を、来年からはご遠慮させていただきたくお願いいたします。最近ではSNSでのやり取りが中心になっていることもあり、今後はそちらでやり取りさせていただけたらと思います。
IDは〇〇となっております。
年賀状じまいは、文面によっては受け取った方を傷つけてしまうこともあるので
年賀状じまいの理由・全員に出している旨・今後の付き合いは変わらないことを伝えることが大切です。
私は、手書きでの気持ちも添えました。
会いに行く
普段から会える友人には、やめたことの理由を説明し
会えない友人には、LINE、SNSなどのアドレスを記載しました。
普段会えない友人とは、年賀状で「会いたいね~」が毎年合言葉で会えずにいましたが
年賀状がなくなったら本当に会いに行けばいい!
今年は、コロナの影響で思うように会いに行かれませんでしたが、落ち着いたら会いに行こうと思っています。
夫は、職場の方へは年賀状じまいを直接お伝えして
遠方の友人やあまり会えていない先輩方へは年賀状を続けるようです。
年賀状には、それぞれの思いや考えがあります。
嵐の年賀状のCMで
同じやりとりだけど無くなったらきっと寂しい。
このつながりは一生もの。
そんな素敵な言葉が流れてきましたが
SNSでつながっていれば
寂しくない!
会いに行けば
寂しくない!
違う形のつながりがあれば
そのつながりも一生ものになるはずです。
私は、シンプルに暮らすために
このように寒中見舞いでお知らせして年賀状のやりとりを手放しました。
今年の年末は、ゆとりを持って過ごせそうです。