シンプルに暮らすために
モノを捨てることはもちろん必要ですが
断捨離の考えは、ただ「捨てる」ということだけではありません。
断捨離はヨガの考え
断捨離の著者やましたひでこさんは、大学在学中に入門したヨガ道場で
心の執着を手放す行法哲学「断行・捨行・離行」に出逢われました。
捨:不要なものを捨てること。
離:モノへの執着から離れること。
ものごとを「断」ち、いらないものを「捨」て、執着から「離」れる
これが真の断捨離だとやましたさんはおっしゃっています。
断捨離についてひとつずつ解説していきます。
断つ
断捨離の断は、断つこと
不要なモノが入ってくることを断てば
暮らしにモノが増えることはありません。
しかし、モノが入ってくる誘惑はたくさんあります。
私は以前、よく雑誌の付録買いをしていました。
買えなかった時は、メルカリで探してまで購入することもありました。
買えないと思うと、余計欲しくなるのはなぜなのか苦笑
福袋も毎年購入し、お得なノベルティが欲しいためにそんなに必要ないモノを購入することもありました。
その時は、もちろん楽しいし満足します。
しかし、しばらくすると必要ないモノが暮らしに溢れ出します。
捨てる
断捨離の捨は、捨てること
シンプルなようですが、意外と大変です。
捨てるのが得意な人は簡単かもしれませんが
苦手な方、結構多いですよね。
私もその一人です。
不要なものは、フリマアプリに出品します。
当然、手間がかかります。
これまでの取引は、600件を超えていますが
この作業を繰り返すことで「もう簡単にモノを買わない」と決心できました。笑
面倒くさがりで、ズボラな自分がなりたい暮らしのイメージは
スッキリしたシンプルな暮らしです。
スッキリ余白があることで、気持ちも片づけも掃除もラクになるからです。
自分にとって不要なモノは、見分けられないこともありますが少しずつわかってきます。
離れる
断捨離の離は、離れること
なぜ、モノを捨てられないのか?
・もったいない
・いつか、使える
・いただいたモノだから
・思い出のものだから
理由は、さまざまですが
どれもモノへの執着ですよね。
・もったいない → 使わない方がもったいない
・いつか、使える → そのいつかは、いつ来る?
・いただいたものだから → いただいた時点で相手の思いは受け取っている
・思い出のものだから → 思い出のものが自分の負担になっていない?
このように置き換えて、気持ちの切り替えをしてみましょう。
断捨離の本当の意味を知ることで
断捨離がより明確になります。
みなさんが、自分と向き合うきっかけになれば嬉しいです。